産後の子宮が元に戻るまでの期間と生理再開はいつ頃?

産後の子宮が元に戻るまでの期間と生理再開はいつ頃?

記事でわかること
  • 産後の子宮が回復するまでの期間
  • 産後の生理再開はいつ頃なのか?
  • 産後の体調が回復するまでの期間

妊娠するとどうしても、子宮が大きくなります。妊娠前と比べると「約4倍〜5倍大きくなる」と言われています。「出産後いったいどれくらいの期間で元通りの子宮の大きさになるのか」をまとめてみました。

産後の子宮の大きさ以外にも、産後の体調や生理再開する頃もまとめてみました。

子宮が回復するまで平均約6週間

子宮回復まで約6週間かかる

妊娠中は、一時期「胃ぐらいの位置」まで子宮が大きく広がります。出産(分娩後)は、すぐに子宮が元通りになるかと思いきや、そうではありません。

赤ちゃんが外に出た直後は、通常の子宮の位置よりちょっと上ぐらいまで急激に縮みます。しかし、数時間後には、再度ヘソ下あたりまで子宮が大きくなります。

そして、「6週間〜8週間」かけて、ゆっくり妊娠する前の大きさに戻ってきます。

子宮が元通りに戻ることは、「子宮復古(しきゅうふっこ)」と言います。子宮復古中に、もしかしたら、生理痛よりちょっと痛めの、後陣痛見られる場合もあります。

授乳育児の場合、子宮復古に時に後陣痛が起きるかも?

授乳で育てている場合、もしかしたら、子宮の回復期間(子宮復古)中に、後陣痛が、強く感じてしまうこともあります。

赤ちゃんが、おっぱいを吸うことで、子宮を収縮するホルモン(オキシトシン)が分泌されるので、このホルモンの影響で、後陣痛が強く出てしまうこともあります。

授乳中の後陣痛の痛みは、マイナスに考える必要はありません。徐々に治まってきますので、子宮が回復している証拠と思っておくといいでしょう!

あまりにも後陣痛が酷い場合は、授乳を控えるのも1つです。母乳とミルクの「混合授乳」をする方法もあります。AMOMAの「混合授乳の記事」が参考になります。

このような後陣痛の場合、病院に受診しましょう

チェックポイント
  • 産後1ヶ月以上経過しても、激しい後陣痛がある
  • 身動き取れないぐらい痛みがある

子宮回復の期間(子宮復古)中に色の濃い悪露が出ることも

悪露とは?

悪露とは、産後に排出される残留物や出血の事を言います。悪露の血液の色ですが、週によって変わってきます。分娩後3日後ぐらいまでは、きれいな赤色の血液が出ます。

そして、1週間後には褐色になってきます。2週目以降は少し量も減ってきて、色も少し黄色っぽい色に変わってきます。

子宮回復の期間中に、色の濃い悪露が出ることもありますが、子宮が回復している証拠ですので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

出産直後は、やや赤くネバネバした分泌物が出て、産褥ナプキンが必要になりますが、徐々に量が減ってきますし、色も正常に戻ってきます。

透明色に戻るまで、約6週間〜7週間かかると言われております。もし、7週間が過ぎても悪露の量が多い、色が全然透明ではない場合は、病院に受診するようにしましょう!

悪露の色は、産後1週目は、赤っぽい色、2週目以降は、茶色っぽくなり、量も徐々にすくなくなってきます。

産後の生理再開はいつ頃から?

個人差はありますが、産後8ヶ月目までには生理再開される

産後の生理の再開は、非常に個人差が大きいと言われております。産後2ヶ月後に再開した人もいれば、産後1年経過しても、生理が再開しない人もいます。

個人差は大きいと言っても、70%〜80%の産後ママは、「8ヶ月以内」に生理が再開されていると言われています。

8ヶ月以内に生理が再開が始まると言われていますが、産後の生理再開の平均は、「14.6ヶ月」です。

授乳の影響で生理再開が遅れてしまうこともあります

月経の再開は、繰り返しになりますが、個人差が非常に大きいです。先輩ママは、2ヶ月ぐらいで、すぐに生理再開したって話を聞いたけど、自分は2ヶ月経っても再開しないことなどはよくあるケースです。

1ヶ月〜3ヶ月経っても生理が再開しなくても、そこまで心配する必要はありません。

生理の再開は、「授乳が非常に大きく関係」しています。授乳中は、「プロラクチン」と呼ばれるホルモンの分泌が盛んになっています。

プロラクチンには、排卵を抑制する働きがありますので、月経の再開が遅れてしまうのです。「えッ…?もしかして、授乳中はずっと月経がこないのでは?」って思われる方も心配はいりません。

授乳中の始めは、プロラクチンのホルモンが盛んになりますが、徐々にプロラクチンの分泌量も落ち着いてきますので、3ヶ月~半年かけて月経が再開するケースがほとんどです。

生理が再開する気配が全然ない場合は?

月経が、再開しないと少し不安になりますよね…もしすごく不安な時は、少し授乳を辞めて様子をみましょう。1ヶ月~3ヶ月ぐらい授乳を辞めて、月経が再開しない場合は、プロラクチンのホルモンの分泌量が盛んなままの状態の可能性があります。

授乳を辞めても、全く月経が再開する気がしない場合は、産婦人科に受診して診てもらいましょう。月経再開しなくても大丈夫だと放置するのだけは絶対にしないようにして下さい。

生理が再開しないまま放置するとどうなるのか?

では、月経の再開しないまま放置したらどうなるのでしょうか?中には月経がこないからラッキー!なんて思っている方もいるみたいです…でも!絶対ダメ!

放置する事によって、若い年齢で閉経を迎えてしまう場合もありますし、閉経によって、骨が弱くなってしまい、骨粗鬆症なんかのトラブルにもなってしまいます。他にも性欲がなくなってしまったり、不妊になったりしますので、放置だけは絶対に辞めましょう!

授乳中でも半年以上月経が再開しない場合も早めの受診を!

母乳で育児をされているママさんは、月経の再開が遅れる傾向があると先ほどにも書いておりますが、半年以上経過しても、再開しない場合は念のため産婦人科に受診をオススメします。

産後の体調が元に戻るまでどれくらいかかる?

産後は体調が優れなかったり、精神的にも不安定に不安定になりがちです。妊娠前の体調に戻るまでどれくらいかかるのか?解説していきます。

産後の体調が回復するまでの明確な期間はない!?

産後のママの体調が回復するまでの、明確な期間というのはありません。年齢、体質などの個人差などが非常に大きいです。

体調が元通りに回復するまでの、平均の期間は、「約3ヶ月〜6ヶ月」と言われております。子宮が回復するまでの期間は、上記でも解説していますが、約6週間かかりますので、この期間は、絶対安静するようにするといいでしょう!

産後1ヶ月の期間は、無理せず疲れたら休むのが基本

産後体調が優れない時は、1日の半分は布団で過ごしてもオッケイ!赤ちゃんが寝ている時は、ママもしっかり休むようにしましょう!

産後すぐに、家事をしないといけないって思う方もいますが、これは間違いです。産後は子宮の回復もありますし、体調も優れませんので、基本体調が元通りになるまで休むことが大事です。

体調がよくなるまで、ずっと布団で過ごしてもいいと言っても過言ではありません。

布団から出るのはトイレか授乳や食事の時赤ちゃんが泣いている時だけ!その他は休むに徹底する事が一番!

産後の体調が戻るまで家事を頼みましょう!

体調が戻るまで、無理して家事をしていると体調が回復する速度も低下します。ですから、体調が戻るまで家事は少しパートナーもしくは親に手伝ってもらいましょう。無理だけは絶対にしてはいけません。この時期に無理をしすぎてしまうと精神的に疲れた出始め産後うつにもなる場合もあります。

パートナーや親が仕事で忙しい場合は、信頼できる友人に頼むのもいいでしょう。産褥ヘルパーもありますので、どうしても頼む人がいない場合はヘルパーさんに頼るものありです。

産後は無理せず体調の回復の優先を!

この記事のまとめ
  • 産後の子宮は約「6週間〜8週間かけて回復」ていく
  • 産後の体調の回復は個人差がある(平均3ヶ月〜6ヶ月かかる)
  • 体調が完全に回復するまで、決して無理をしないこと
  • 体調に何か異変を感じたらすぐに病院に受診すること

産後直後は妊娠中にあった、陣痛によく似た痛みがある後陣痛もあります。これは子宮が急激に縮む事によって、起きてしまいます。後陣痛後にまた、大きくなり、1ヶ月~2ヶ月で元の大きさに回復していきます。体調もそうですが、子宮も回復するまで、1ヶ月~2ヶ月は絶対必要になります。

早く体調を戻したい気持ちは分かりますが、時間は絶対必要不可欠ですので、分娩後は無理をせず、元通りの体調になるまで、無理をしないようにしてくださいね。